はとバスで活躍中のエアロキング
各社の三菱ふそう・エアロキングの去就が注目を集めています。最も新しいものでも2010年製ですので、引退や新しい天地での活躍などが話題となっています。
はとバスも1996年の1台を皮切りに、計8台のエアロキングを新規購入しました。全車、定期観光バスの看板車として活躍してきましたが、オープントップバスの人気を受け、現在残っているエアロキングは全てオープントップ化され、屋根の付いたダブルデッカーはスカニア/バンホールの新型アストロメガに統一されています。
新車として導入された8台のエアロキングも、現在はとバスで活躍しているのは4台のみとなってしまいました。4台の内訳は、1998年に導入されたKC-MU612TAと2009年に導入されたBKG-MU66JSが2台ずつですが、同じエアロキングながら、外観もエンジンも異なる2タイプが残っているのは興味深いところです。
【写真解説】
写真①
1998年に導入された881号車。1996年に導入された第1号車からこの年に登場した車両までが前面の会社表示窓(アンドン)未装着でした。420馬力を発生する約21,000㏄のV8エンジンを搭載していました。
写真②
2009年に登場した982号車。前面にアンドンを装着し、大分上記のバスとは印象が異なります。エンジンは同じく420馬力を発生するものの、約13,000㏄のターボ付き直6に変わっています。
写真③
2009年導入車のみ後部のデザインが違います。灯火などの保安基準に適合すべく、テールライトなどの位置が低くなっています。
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